「止めろよ、千騎さん。 …俺が変わりに相手になるから。」 「珀炉…」 何故いるんですか。 さっき、やられてたじゃないですか… そんな体で何を…… 「珀炉君の相手はもう飽きたんだけど。」 「そう言わないでさぁ〜」 「珀炉、私がやります。」 またあの時みたいにいくわけにはいかないんですよ。 誰かに頼っては… 「天苑、これは俺がやる。 俺にしかできないことなんだ。 お前は十分頑張ったよ。 だから今は休んどけ。」 その言葉と、珀炉の笑顔に、 私は気を失った…