絶対的な権力をもつ生徒会長





「止めろよ、千騎さん。

…俺が変わりに相手になるから。」


「珀炉…」



何故いるんですか。


さっき、やられてたじゃないですか…


そんな体で何を……



「珀炉君の相手はもう飽きたんだけど。」


「そう言わないでさぁ〜」


「珀炉、私がやります。」



またあの時みたいにいくわけにはいかないんですよ。


誰かに頼っては…



「天苑、これは俺がやる。
俺にしかできないことなんだ。


お前は十分頑張ったよ。


だから今は休んどけ。」



その言葉と、珀炉の笑顔に、

私は気を失った…