「しゃべり方を変える気はないのか?」


「ないですよ。」


せめて誰かの思い出を残すことも、残されたものとしては大切でしょう?


本当は直してもいいんですが…

それだと、本当に何かがなくなってしまいそうな気がするから



だから、今を守るためにもしゃべり方を変えることはできないです。



「なんで、お前は人を頼らなくなった?」


「頼る必要がないからですよ。」