「そんな人達、居たって何の意味もないよ。」



そう、千騎は言い放った。


「天苑もくるかい?」


佇む天苑に手をさしのべる千騎。

天苑はその手をとらず首をフルフルと横に降った。


「そうか…。ならまたね。10年後に天苑を『殺し』に行くから。」



千騎はそう言い残して居なくなった。





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