絶対的な権力をもつ生徒会長





「あ、会長サン発見。はやく来てよ。」


「えっ!?鈴城委員長?」


なぜ?なんて途中で聞くまでもなく、何かの幕の側に立たされる。


もしかしなくてもここは…!!



バッ!と言う幕が上がる音と
カチッ!と言う照明の入る音。

そして、きゃー、と言う悲鳴が今までより増えたのは

ほぼ同時でした。


気がつけば、幕の外には全校生徒がいて
近くにはなぜか生徒会メンバーがいて…



これは一体どういうことでしょう?


「俺ら生徒会メンバーが」

「告白したいのはね?」

「会長!」

「蓮己、」


「「「「貴女だけです!」」」」



「……はぁ?」


目の前でひざまずく生徒会のメンバー。


なんですかこれは。