「さてさて、まずは我らが風紀委員の三年生!
トップバッターはあの!
執楽園宴君です!!」
日下部先輩の声とともに、執楽園先輩が壇上に上がる。
女子生徒からは歓声が。
当の本人、執楽園先輩は嫌そうに、けど少し恥ずかしそうにしています。
これが告白大会の醍醐味ですよね。
「宴君は誰に告白しますか!?」
いつもどんなやりとりをしているのかは分かりませんが
軽くいつもの仕返しのように日下部先輩はとても楽しそうですね…
「えっ…と、あず…さ…
小枝梓!!」
執楽園先輩の声とともに、今度は座席の方にスポットライトが行く。
これが意外と大変でして…