絶対的な権力をもつ生徒会長




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「この友希ちゃんって子人気だね☆」


「佳灯二年生と言えば、住吉三年生と同じくらい美人で有名ではないか。」


星夜達が戻ってきた後、紙を整理し、
気づけば11時を回っていた。


必ず告白されるであろう女子をなんとか探しだし、
彼女らの出席番号を聞くのは本当に疲れました。


今思うと、名前でクラスと出席番号くらい普通に分かったと反省…?



「皆さんは誰に告白するんですか?」


「知りたいっスか?」


「いえ、別に。」



誰が誰に告白しようと私に関係なければ、またどうでもいいことですから。