絶対的な権力をもつ生徒会長





「じゃあそーしよっかな♪
お疲れ様でした―!


さっ星夜もレンレンもクラス行こ!」


「あぁ。じゃあお疲れ様。」


「後で来るの楽しみにしてるから。」



「そうですね。」



3人も真尋も居なくなった体育館


なんとなく壇上に上がってみる。



「この体育館はこんなに広かったんですか…」


ずっと多くの生徒がいたから気づかなかったんですね。

誰かがいて、1人にならなかったから……



「……っ!………うっ…」






……

一人になった孤独と

誰にも邪魔されない安心感


それが何よりも嫌いだった


…………