体育館から生徒が居なくなった頃、今度は明日の準備を。


「天苑はもう教室の方に行ったら?」


「何故ですか?」


「だってクラスの方気になるんだろ?」



……漣斗のこう言う所が嫌いなんですよね。

初めて会った時と何らかわりなく、
人の何を見てるか分からないですが

人の本質を何気なく見てたり…


ですが、


「それを言うなら漣斗達の方じゃないです?

最後の風月祭くらいクラスに行ったらどうですか?」


確か漣斗と星夜は一年生の頃から生徒会だったはず。

「ん〜あいつら俺らがいなくても気にしないからな〜」


「いない方がいいと思われてる位だもんね♪」


「それは流石に悲しむべきだがな。」



「…………」



この3人には敵いませんね。

今までは漣斗だけは、とおもっていましたが
そうでもないみたいです。