―――――― 「天苑ちゃーん、おっはよ!」 「朝からうるさいですよ。 企画書は持ってきましたか?」 「うん、もちろん。」 朝からテンションが高いのは別に構わないのですが、 なぜこんなにも生徒会室は重い空気に包まれているのでしょうか…? 「では、早速見せてくれますか?」 「はい、コレッ!」 ……デスクの上に置かれた企画書の束。 昨日の話からこの量は想像してませんでした。 もっと少ないものかと… まぁとりあえず見てみますか。