絶対的な権力をもつ生徒会長




「漣斗先輩まで…」


「ありえん…」


賛成派の漣斗と紅葉

反対派の星夜と真尋


どちらの気持ちも分かりますが

私の意見を聞いていなかったのでしょうか?



「一端黙ってくれますか?」



「「「「……………」」」」


それでいいんです。

会長の言うことを聞けないなんてあり得ませんからね。



「もう一度言います。

紅葉は明日企画書書いてきてください。
朝集まって決定するかを決めます。

分かりましたか?」



皆無言のまま頷く。


分かればいいんですよ。分かれば。