私は暫く珀炉の部屋で寝ていいと言われたのですが…
それは珀炉に申し訳ないんですよね。
本人もいいと言ってるのですが、どうもダメですね。
「天苑、ここが俺の部屋。」
白で揃えられたシンプルな家具達。
いかにも珀炉と言う感じはしますが、意外ですね。
黒はもっといっぱいあると思ってたんですけど。
「綺麗ですね。」
「汚す必要もないから。
じゃあ俺は下にいるから何かあったら呼んで。」
「分かりました。ありがとうございます。」
そう言うと珀炉は部屋をでていった。
私は早く寝ますかね。
明日は休みと言えど、明後日からは学校なので、できるだけ早く治したいですから。
そうして私は眠りについた…。