絶対的な権力をもつ生徒会長




けど、完璧になっていく天苑を見てるたび


俺は天苑との距離を感じてしまう。



こんな俺じゃ天苑を心配することもできないんじゃないかと

思うくらい。



まぁ天苑はいつも俺だけのことは変わらず

『珀炉』って呼んでさ



それが俺にとってどれくらい嬉しいことか


天苑はきっと知らないんだろうな。




――俺は部屋をそっとでていった






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