隣の山田君


―私達(警察)は塚本を取調室に呼んだ。

塚本をイスに座らせ、早速取調べを始めた。


「山田光男君が死んだのは知ってるな?」


「はい。」


「なんで死んだか知ってるか?」


「飛び降り…?」


「そうだ。

 イジメを苦にな―



 話によると、

 君はイジメをしていたそうじゃないか。」


「・・・・・・・。」


「口を割らん気かね?

 状況によっては、罪が軽くなる事だってあるんだぞ。

 喋っていた方が身の為だ―」