アイリス~不良学園のボス~

「おいっ!大丈夫か?」


「ふえっ?」




私は驚いきで変な声をだしてしまった。



後ろから聞こえてきた足音は止まっていて、今は私の目の前にいる。





「…先輩?」





私の目の前に立っていたのは成泰先輩だった。



良かった。
本当に良かったよ。



私はホッとしたら涙が流れてきた。




「どうした?どこかいたいのか?」





立っていた先輩は腰をかがめて私の顔をのぞきこんできた。