アイリス~不良学園のボス~

私は心の中で知ってるもなにも好きな人だよと思った。



もちろん口に出しては言えないけど。





「成泰、この子菖蒲ちゃん。今日からうちで働いてくれてんの。1年だっけ?」


「あ、はい」




店長は私のことを紹介してくれたけど、私はドキドキしぱっなしだった。



だって、成泰先輩は私の名前を聞くのは初めてじゃない。



告白の時だって自分で自己紹介したし。



覚えてくれているかどうかドキドキしていた。