アイリス~不良学園のボス~

先輩の気持ちは嬉しかったけど、私たちは携帯屋へ向かった。



どこか行きたいっていうのはもちろんあったけど、先輩と連絡が取れないのも嫌だったし。



何万もする最新機種を一括で買った先輩は買ったばかりの携帯を私に差しだした。




「お前の番号登録しといて」


「あ、はい」




私は新品の携帯を受けとり、自分の番号を登録した。



「もうこんな時間か…腹へっただろ?飯でも行くか?」


「はい」



再び自然と手を繋いで私たちはファミレスへ向かった。