【短編】君ノ秘密







…え?





なにそれ…



何の冗談…?



「嘘だ…そんなわけ…」



約束したもん。



今日、あの場所でまた会おうって。






あたしは、急いで出掛ける準備をして、あの場所へ向かった。



いるもん。圭ちゃんは。



約束したもん。



待っててくれてるもん。





伝えるんだもん。
この気持ちを。





だけど、秘密基地には圭ちゃんはいなくて。



それでも、ずっと待った。





きっと圭ちゃんは来てくれる。







でも、圭ちゃんは来なかった。





もう、日も沈む。