私はあの日もベロベロに酔っぱらってコンビニな前で煙草を吸っていた。

「お嬢ちゃん。君、何歳?」
誰かが私れの肩を叩いた。

「16歳。なに?私を警察にでも連れて行く?」
私は男の顔に煙を吐いた。

「どこいこっか?俺、今から暇なんだ」
男はそういって私の髪を撫でた。

「何?結局ナンパなの?」
私は男の耳にキスをした。


男は金髪で髪は短くて、ワイルド系のかっこいい顔だった。
スーツを着ていてどっか高級クラブにいそうな男だ。

「ナンパだね」
男が笑った。
笑うと八重歯が見えて可愛かった。