「プレゼントどうしよ…?」
さっそくはるかに相談した。
「ん〜…。服とか?」
「あぁ〜…。」
「一緒に見に行こうか?」
「ほんと!?」
「うちもゆうたに何か見たいし!」
そんな流れで放課後
二人で近くのショップに寄った。
「あ!これ可愛い〜。」
「かなに似合いそう!これも良くない?」
「その色、はるか好きだよね!」
もはやお互い彼氏の物を
見るなんて忘れてすっかり
ショッピングを楽しんでいた。
「てか、自分の選んでどーすんの!」
「そうだった!」
あわてて脳の方向転換。
たくやに似合いそうな服を探す。
かなり体格がいい方だから
なかなか選ぶのが難しい。
「はるか〜。これどう思う?」
「ちょっと地味じゃない?」
「そっかぁ…。」
「あっかな、これは?」
はるかが見せてきたのは
いかにも大阪のおばちゃんが
着てそうな派手な服。
「…ふざけてる?」
「うんっ!」
「真面目に選んでよー!」
「自分の彼氏にあげるなら
自分で選びなさいよっ!」
一緒に来るって行ったのは
はるかの方なのに…。
優しいけど気分屋すぎて困る。
まあ私も人のこと言えないけど…。
「あ…、これにしよ!」
突然目に入った服にピンときた。
ゆったりした茶色のトレーナーに
派手なワッペンが可愛いジーンズ。
これならきっとたくやにも似合うはずだ。
はるかからの評価も高め!
いいプレゼントが買えた。
はるかは気に入ったのが
無かったらしくご機嫌斜め。
機嫌の悪いはるかは
面倒くさいから早めに別れて
ゆっくり帰ることにした。
たくやが喜んでくれますように…。

