ねぇ…愛して?



「…はるかはどう思う?」


すがる思いではるかに話をした。


「んー…。正直うちも、
たくやはかなのこと好きだと思う。」

「はるかまでそんなこと言うの!?」

「だってたくや、中学の時から
かなのこと好きだったし…。」

「えっ!?なにそれ、うち知らないよ?」

「かなは知らなくてもみんな知ってたよ?
かなが鈍感なだけ。」

「そんなん信じられないよ!」

「そんなこと言われても…。
いやぁ、かなはモテモテだねぇ?」

「どこがさ。」

「だってたくやにも、
ひろとにも恋されてんじゃん?」

「はぁ?」

「かなはどっちを選ぶの?
うち的に、ひろとがいいと思うなぁ〜。」

「えっちょ、なに言ってんの!?」

「…もしかしてかな、ひろとの
気持ちにも気付いてないの?」

「ひろとの気持ちってなに!?」

「かな…、さすがに鈍感すぎるよ。
どう見たってひろと、
かなのこと好きじゃん。」

「そんなわけないよ!ただの友達だもん!」

「そう思ってんのはかなだけだよ。」

「ちょっと待って。混乱してきた。」

「混乱することないでしょ。
あっこの話、ひろとには内緒ね?」


カラオケのことからすごい話それてる。

しかも、要らない情報まで聞かされて
私の頭はぐちゃぐちゃだった。

どうしたらいいんだろう…。

てか私、たくやのこと好きなのか?

いやいや、ないよね?

あぁー!わけわかんない。


自分と自分の葛藤。


ちゃんとたくやに会ったら
気持ちはっきりするかな…?

それから約束の日まで
夜はなかなか眠れなかった。