私の気持ちに変化が訪れたのは2年生の夏だった..

あのことがなければ
私は達也を好きになっていなかったかな?

ごめんね、達也____。

―――――中2の夏―――

真夏日に部活がなく、
私は喜んで、家の中で
ぐーたらしていた。

そしたら、隣の家の窓、
達也の部屋から
《コンッコンッ》って
音がした。

カーテンを開けて見てみると、達也がとびっきりの
笑顔でこっちを見ていた。