~翔輝side~
俺が咲那をチャリの後ろに乗せた。
咲那はお礼のシャツをギュッと強く掴んでいた。
その時俺の心臓が破裂するかと思った。
ただただ必死に会話を作ろうと思った。
その時浮かんだのが 席がえ
聞くと辛くなるってわかっていた。
けど、弱虫の俺にはただ喋りかけるのが必死だった。
学校に着いてチャリを止めて降りようとしていた。
すると、シャツがグッと引っ張られた。
俺が後ろを振り向くと…寝てる…。
えぇー、
体を揺すっても何度名前を呼んでも起きる気配は
無かった。
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