「ちょっ、ちょ待てよ!
まず、俺達付き合ってねぇし!」
『そっ、そうだよ!』



「あっれぇ?そうなんだぁ。
朝も一緒だったし、翔輝がおぶって?たから
ってっきり付き合ってるんだと思ってたぁ。」


いゃぁ。



無いでしょ。



「そっ、それは…
まっまぁ、俺はコイツの事女だと思ってねぇしっ?」


『うわっ、ひっどぉ。』



「まぁまぁ、多い方が楽しいしっ。
いいよね?佑斗?」


「あっあぁ、いいけど。」


「じゃぁ、けってー!
土曜日、てか明日10時に駅前ねっ」


『えっ、ちょっと…』



「じゃあねぇ!」


美梨奈ちゃんは中山の手をひっぱり、
走って教室から出てった。