あっ、席…見るの忘れた。

『まだ見てないや…
ちょっと見てくるね。』

私は黒板に向かった。

『えっと…14、14と…。』

中山が指差していた方向を思い出し
必死に番号を探した。

『あっ、あった!』

私の席は窓際の五列目…
超いい席じゃん!

隣は、、、7番か…?
誰だよ?

キーンコーンカーンコーン

ガラガラ

「じゃぁ、席移動させろ。」

「行こう咲那♪」

『行こ!』

「私達、席離れちゃったね…」

そう。
私は窓際の五列目…
真乃は廊下側の一番前…

お気の毒です。

「じゃぁ、後でね。」

私は頷くと自分の席へと行った。