私の恋愛事情





ピピピー


目覚まし時計を止め、部屋を出た。

「おはよ、お母さん。お父さん。」

「おはよう。ご飯食べなさい?」

「うん。」

目をこすりながら、お茶を飲む。

「なぁにー?ニヤニヤしちゃって。
彼氏でもできた?」

前の席に座っているお父さんが、
急に咳こみ、

「そっ、そうなのかっ?」