そう言った中山は棚を開け、
中からシップを取り出した。

「はい、足出して。」
『あっ、うん。』

中山は優しく私にシップを貼ってくれた。
すごく…嬉しかった。

『でもさ、なんかちょっと悪いなぁ。
中山、、、彼女いるのに。』

中山はびっくりしたようにこっちを見た。

「あっ、あぁ美梨奈のこと?
大丈夫だよ、あいつなら。」

『でもさ、好きな人が他の女の子と2人でいたら
嫌でしょ。
私も嫌…だから。』