公園に行く足どりも重い。
公園に着くと、柊はブランコに座り空を見上げていた。

「柊?」

柊は私に気づき、手招きで私を呼んだ。

「来てくれて、ありがと!」

「うん。」

「ここ座って?」

隣のブランコを指差す。

「うん!」

私が座ると、柊が話し始めた。

「今日呼んだのはさ…