怜於の事、まだ引きずってんの?」 怜於… 「引きずってなんか、ない…よ。 もう、忘れた。」 「嘘! あんたは忘れてない! 美梨奈は忘れたよ?」 「怜於…。 怜於が、、好きなんだもん。 例え、 近くにいなくても。」 「怜於も分かるけど、柊でもいいじゃん? これ以上苦しまないでも。」 そう言って、美梨奈は電話を切った。