朝礼が終わり、真乃が私の席へとやってきた。 佑斗との事はメールしておいたから知ってるはず。 「ねぇ、咲那。 もしかして、美梨奈…もう何か仕組んでるんじゃ。」 『そっ、そんな事ないでしょ? 大丈夫だよ?』 「でも! 美梨奈の父親社長だし。 しかも、暴力団との関係もあるって噂だよ? やろうと思えばなんでもできるじゃん。 美梨奈だってヤンキーだって聞いた事あるし…」