「それよりさぁ、、、俺も彼女ほしー」
手を広げ、天井に向かって嘆いてる。

「彼女ってwwお前ならすぐ出来るよ。
なっ、咲那?」


俺が問いかけると今まで黙っていた咲那が

「そうだよ!私、紹介してあげようか?」

翔輝はこっちを向いた。
一瞬驚いた顔をしてたが、すぐ優しい笑顔になり、

「そうだなっ?紹介してもらおっかなぁ。
そしたらWデートできるな?」



このまま、この時間がずっと続けばいい。
そう思っていた。


これからあんな事が起こるなんて、
俺達は知るよしも無かった。