~咲那side~

『ちょっと待ってよっっ。』
「うるせぇなぁ。お前が遅いんだろっ!」
『ーっうるさなぁー。まてぇー(笑)』


~…うーん。。。
『またこの夢か…。
ふわぁぁぁ~。って、8時っ⁉ ヤバイヤバイヤバイー。』

私は急いで用意して鏡の前にたった。
『えっえー。嘘でしょっ!』
そこにいた私は、アニメみたいに髪が爆発していた。

ガチャッ バンッ
『行ってきまぁす!』
走らないとっ。


そうそう。
私は佐藤咲那(さとうさな)
桜花高校一年の帰宅部。

チャリンチャリーン
何だよぉ?自転車⁇なんでこんな時にー。
私が後ろを振り向くと、
「おいおい咲那。何だぁ~?遅刻か⁇」
『あぁー。って翔輝もじゃん!』


こいつは森杉翔輝(もりすぎしょうき)
私と同じ桜花高校一年のサッカー部。
すごっい背が高くて、サッカーの大会に選抜される
ぐらい才能がある。
もちろん、イケメン‼

「咲那。
後ろ乗るか?」
『うんっ!』
やったぁー!ラッキー‼
翔輝は自転車を止めて私を後ろに乗せてくれた。
「行くぞぉー?落ちんなよっ⁉(笑)」
『大丈夫だし!』
そして翔輝は自転車を漕ぎ始めた。
私は翔輝のシャツに掴まりバランスをとった。