「あのカテキョーかけて、勝負しねぇ?」 そう言ったのは ホントにアイツがほしいから。 「・・・やってやるよ。」 やっぱり貴也もアイツが好きなんだ。 ・・・自覚してないだけで。 藤宮 風 18歳。 高3 生まれて初めて 「恋」というものをした。