恋 の 欠 片



「・・・っ」


気が付くと、白い天井が目に入ってきた。


体を起こすとわき腹に激痛が走った。


そうだ。


私、

あの女に刺されたんだ。


刺されて・・・

どうしたんだっけ。


あまり覚えていない。


窓を見る。


人がいる。


当たり前だ。


ドアが開いた。


「ひなちゃん?」


ママだ。


何で泣いてるの。


大人なのに。