冥界のエトランゼ



「こんな時間まで何してたんだ?」


陽向と肩を並べて並木道を歩く


「委員会だったんだ。でね、先生が仕事を全部私に押し付けるんだよ」


なんて何気ない話で盛り上がった


すると、陽向は私の顔をじーっと見る


「お前、背低いな。てか可愛い」


いきなりそんなことを言い出すもんだから私は、かぁあっと赤面した


「な、なにをいきなり…」