冥界のエトランゼ



放課後、私は委員会の仕事で帰りが遅くなり、校舎には恐らく私しかいない


「外、真っ暗じゃん~」


仕方なく1人でトボトボ帰っていると後ろからトントンと肩を叩かれた


「ひゃあっ」


大声を上げ振り向いた


「そんな驚くなよ、美柚」


「陽向!!」


「こんな時間にお前1人は心配だし、家まで送ってってやるよ」