冥界のエトランゼ



林の中は真っ暗で、泣きそうなくらいに恐怖が私に迫ってくる


「陽向ぁ~…」


半分泣き声で陽向の姿を探す


するとどこかから人の話し声が聴こえた


声のする方へ辿って行くと、大きな隕石が落ちたような跡があった


そしてその傍に陽向の姿…と、もう二人小さな女の子が隣にいた


草の茂みに隠れ、様子を伺うことにした