青い空に灼熱の太陽が煌びやかに輝るこの並木道を私は自転車でスーッと通る


この道には私しか通ってなくとても静か


聴こえるのは残り少ない命を惜しむかのように鳴いている蝉の声だけ


蝉は一週間で命がとまってしまうというが、それはあくまで飼育していた場合


実際は一ヶ月ほどは生きていけるらしい


それでも短い命には変わりない


どうして生きとし生けるものは死んでしまうのだろう