Clumsiness




今までの分もっ…
お前が光梨ちゃんを大事にして幸せにしてやれよ…!!


カッコつけてねぇで、真正面から光梨ちゃんにぶつかれ!!


今身を引いてもお前一生後悔するぞっ…!!!」









…頭殴られたみたいだった。


バカだ。俺。





光梨のこと、諦められるわけねぇじゃん。

…光梨を幸せにするのは俺だ。



まさか、稀依夜に教えられるとはな(笑)



「…稀依夜、サンキュ。目覚めたわ。今から光梨んとこ行ってくる。」




そう言うと、稀依夜はニヤリと笑った。



「お前がうまくいったら、俺も紗友紀に告るから。」



…初耳だ。

確かに成田はスタイルが良くて美人だが、稀依夜が本気になるのはあーいうタイプだったか…。



「任せろ」




そして俺は家を飛び出して、自転車で光梨の家まで走った。