Clumsiness





結局眠れなくて、朝起きて洗面所で見たあたしの顔は、酷い顔。



まぁ元々可愛くなんてないけど、隈も濃くできてた。





「あーぁ…。また紗友紀に何か言われちゃうなぁ…。」







予想はばっちり当たって、席に着くなり紗友紀がとんできた。



「ちょっと…光梨!?何よ、その顔…。」



紗友紀は悲愴な顔をしてた。




「あー…ちょっと眠れなくて…(笑)ほら、…別れたからさ。」



そう言うと打ちひしがれた紗友紀はどこへやら、怒り狂ってた。




「よくも可愛い可愛い光梨を…!!告白OKしてもらったくせに自分は何にもしないで、光梨に別れ言わさせて隈まで作らせるなんて!!もう許せない…」





紗友紀…ありがと。

あたしのために怒ってくれて。



あたしは怒れないけど、それで十分だよ。




「紗友紀?」



何?といって、まだ怒った顔で聞いてきた。



「…大好き。」




そう言うと、紗友紀は泣きそうな顔をした。