「よかった~」
「ほんとにね、うちら3組だって」


なんと真歩ちゃんと同じクラスだった!


「てか、早く行こ」
「うん…でもうちらなんか見られてない!?」



二人わただの鈍感でした……。


ガラ~

シーーーン

「えっ、なんかうちらクラス間違った?」
「そんなはずないけど…」


ウォーー キャーー
急にクラスがざわついた。

「やべぇあの二人ちょー美人ぢゃん」「付き合いてぇー」

「やーん、可愛い~」「友達なりたい!!」


「なんなんだろ!?」
「とにかく席つこぉーよ~」
「だね(^^)」


「わぁ席近いねぇ」
「ラッキーぢゃん♪」



私の前の席わ男の子らしい。クラスの女子が騒いでた。

…話しかけてみよ!!



「ねぇねぇ」
彼の肩を叩いてみる
そしたら振り向いてくれた~
イケメンっっΣ( ̄□ ̄)!

「……なに」
「あーえっと、私稲森奈那!席近いことですしよろしく!ちなみに私の夢わバンドを組むことです!!」


するとイケメン君がいきなり笑いだした。

「ちょっ、何笑ってんのさ!!」
「クククッ、わりぃなのなんでもない……クククッ」

意味わかんない


「まだ笑うんですかい!?」

「おぉ悪かった、俺わ藍川蓮。お前面白いな」
「なんでよ!?」
「いや、初対面の相手に夢語んねぇだろ」
「そうかなぁ~」




これが私と蓮の出会いだった…