「オレ、藍枝さんの事ホレさせるよ。オレに。オレしか見えない位好きにならせるから、待ってろよ?」


ドキッ…


なっ…何よ……


何なのよ今の“ドキッ”は!!


「ならない!絶対ホレない!」


自信あり気な声と顔にときめいてしまった事を誤魔化す様に、大声で返す。


きっと凄い顔をしてる私に構う事無く、赤間は宣言した。


「藍枝さんはオレを好きになるよ?絶対にね?」


マジメだけが取り柄の私・藍枝 芳乃と、人を振り回す天才・赤間 祭。


こうして私達のラブバトルの火蓋は、切って落とされた。


…ラブはいらなーーい!









~To be Continued(続く)~