それから数日後・・・。
愛海は、昨日の隼人との事を色々考えていた。愛海にとっては凄く安心出来るし友達にしては凄く良い。
でも、彼を「恋人」として見ることがどうしても出来ない自分が居た。
例え自分の願いが叶わないとしても直樹のような野性的な感じが愛海の心を射止めた。
それだけは、嘘がつけなかった。
今、直樹は由梨と友達として付き合ってる。
でも、そんなこと愛海にはどうでも良かった。
愛海は、これからの自分に正直になろうと心の中で決めた。
自分が好きであれば思い切り想いを打ち明けようと・・・。
そんな行動が出たのは、自分の中でもあり得ない事。
それでも良い。
自分が本当に欲しい物は、奪い取らなくては何も始まらない。
そう思った愛海は、携帯を取り出し直樹に連絡した。
携帯を押すボタンが震えてる自分が居る。
それでも、愛海は引き返す事が出来なかった。
受話器向こうで鳴るベルの音。
いつ彼が出るかドキドキしていた。
TRRRR・・・・。
「出るわけない・・か。」
少し俯きながら携帯を切った愛海。
その携帯をベッドに放り投げた。
その時・・・・。
愛海は、昨日の隼人との事を色々考えていた。愛海にとっては凄く安心出来るし友達にしては凄く良い。
でも、彼を「恋人」として見ることがどうしても出来ない自分が居た。
例え自分の願いが叶わないとしても直樹のような野性的な感じが愛海の心を射止めた。
それだけは、嘘がつけなかった。
今、直樹は由梨と友達として付き合ってる。
でも、そんなこと愛海にはどうでも良かった。
愛海は、これからの自分に正直になろうと心の中で決めた。
自分が好きであれば思い切り想いを打ち明けようと・・・。
そんな行動が出たのは、自分の中でもあり得ない事。
それでも良い。
自分が本当に欲しい物は、奪い取らなくては何も始まらない。
そう思った愛海は、携帯を取り出し直樹に連絡した。
携帯を押すボタンが震えてる自分が居る。
それでも、愛海は引き返す事が出来なかった。
受話器向こうで鳴るベルの音。
いつ彼が出るかドキドキしていた。
TRRRR・・・・。
「出るわけない・・か。」
少し俯きながら携帯を切った愛海。
その携帯をベッドに放り投げた。
その時・・・・。