好きだよ

どんどん車を追い越していく。


俺すげーっ!!


一人で感激していると後ろから泣き声が聞こえてきた。


「怖いよぉぉっ!こんなに飛ばしちゃダメだってばー!」


真由が大声で叫んでくる。


当然道には人がいるわけでみんな俺らのことを見てきた。


やばっ!!


俺は少し速度を弱めた。


「真由うるさいっ!みんな見てるじゃねぇかよっ」


俺は真由を怒鳴った。

ううん怒鳴ってはいない。

俺が真由を怒鳴れるはずないだろ?

だから少し怒りながら言った。


「そんなの知らないよ!こっちは死ぬほど怖かったの!」


真由はさらに大きな声をだした。


もうやめろってば・・。