たまにふと、どうして奏から離れられないのだろうと考える。 考えて、息苦しくなってやめる。 離れなきゃいけないとも思うし、一生離れられないとも思う。 奏と暮らし始めて2年、彼も私と同じことを考えいるのかも知れない。 でもきっと、私たちは1人じゃ生きられないんだ。