お姫様のオオカミ

「じゃあ食べよっか」

その場に座り込む。

「おいで」

手招きされ、玲央の隣に座る。
それとほぼ同時にチャイムが鳴った。

「えっ!?」

授業…始まったっっっ!!
私はすかさず立ち上がった。が、玲央に腕を引っ張られ、その場に座り込む。

「れっ玲央」

「1限くらいサボっても大丈夫だよ」

そう言って私の手を離してくれない。
これはもう諦めるしかない…みたいだ。