お姫様のオオカミ

「…職員室?」

職員室に用があるのかな?

Σコンコン
「失礼します。2年C組の桜井です。サッカー部顧問の先生はいらっしゃいますか?」

「ん?私だが」

そういって顧問の先生が出てきた。
昨日の監督と呼ばれていた先生だった。

「なんだ?やる気になったか?」

「サッカー部、入部してもいいですよ」

「そうか…えっ!?」「えっ!?」

先生と私は驚いた。
まさかそんなこというと思ってなかったから。

「その代わり条件があります。詩音もサッカー部に入部させてください」

何を言うのかと思えば…

「…えっ?何言ってるんですか?女子はサッカー部に入部できないですよ」

「わかった。その条件、のもう」

「えっ!?せっ先生」

「だが、選手としては入部させられない。マネージャーとしてになるが、いいかな?」

「…まぁそれでもいいですけど」

「それじゃあ入部するということで。今日から練習に入りなさい。あとで入部届を持っていく」

「わかりました。失礼しました」

私を無視して話が進んで終わってしまった。
そして玲央はそのまま私を連れてまたどこかへ向かった。