お姫様のオオカミ

次の日


昨日、いっぱい玲央の事考えたから、あんまり眠れなかった。
自分がした事がよかったことなのかどうか…

教室へ入ると、玲央はもう来ていた。
いつもと変わらない玲央がいた。

「おはよぉ…」

あくびを交えながらのあいさつ。

「おは…ようございます」

そのまま席に着いた。

「元気ない」

「えっ?」

そう言って顔を近づけてくる。
反射的に目を瞑る。
なぜか心臓が高鳴る。

「…っ!?」

「…クマ、できてる」

クマができている部分をなでていた。
顔が近いよ…///
それに触られた部分が熱い。

「昨日、何考えてたの?」

「えっべっ別に何も…」

「このクマ、俺のせいでしょ?」

相変わらず勘が鋭い。
申し訳なさそうに隈をなぞる。

「そっそれは…違っ」

「…フフッ、冗談だよ。夜更かしでもしてたんでしょ?女の子なんだから、クマなんか作るなよ」

そう言って私から離れた。
ドキドキからも解放された。

…玲央、本当に冗談だったのかな?

真相はわからないまま、授業が始まっていった。