お姫様のオオカミ

「…私も好きです、玲央の事」

精いっぱいの気持ちを伝えた。
心臓がうるさい。
でも、嫌じゃない。

「だから、ズルいんだってば」

そう言ってスタスタと歩き始めてしまった。
そのあとを追いかけるように歩く。

「れっ玲央?」

「着替え」

「え?」

「着替えるから、そこにいろ」

「あっ…!!」

玲央の言いたかったことに気付き、赤面する。
私は大人しくその場で待っていた。