お姫様のオオカミ




玲央はYシャツを脱いでザブザブと川に入っていく。
夕日が輝いている。金髪がオレンジに染まる。

「ん~~…やっぱここが1番落ち着くなぁ~~」

玲央が大声で言っていた。
きっとそれが本心なんだろうな。
無理に学校連れてきたりして、最低だな…

「私のせいで「詩音は何も悪くねぇよ!!」

私に向かって大声でいった玲央。
もしかして聞こえてた!?
驚きを隠せずにいた。

「俺、目と耳だけはいいんだよ」

そっそうなんだ…
玲央にそんな特技があったんだ。