お姫様のオオカミ

あれから2時間が経った。
涙はいつの間にかなくなっていた。
手鏡を手に取り見る。

「…腫れてる」

瞼がかなり腫れていた。
こんな風になるまで泣いたんだ…
そのくらい、玲央のことが好き…

いつに間に私はこんなに欲が強くなったのだろう。
話したい。
笑い合いたい。
一緒にいたい。

想いだけが募っていく。